大人の階段登る

昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た。夢だから訳が分からない部分もあったが、簡単に言えば刃物で襲われる夢だ。(襲ってきたのが弟の友達というのが意味不明すぎた)
結果的にどうなったかというと、最初に多少の切り傷を付けられはしたが、様々な類の障害物を必死でかいくぐりなんとか逃げ切ることが出来た。気分的にはバイオハザードをプレイしているようなかんじだった。
こんな夢を見る自分の深層心理が気になったのでGoogle先生に尋ねてみると、切り傷を付けられたことは「切り捨てなければならない欠点や悪習慣がある」ことを表しているらしい。少々手荒いアドバイスではあるが、私はそれに思い当たる節がいくつかあった。
 
ものすごく楽しいときにふと虚しい気持ちになり、それが後を引く癖が昔から治らない。
子どもの頃なんかはそれが嫌すぎて、もはや最初から何も楽しいことをしたくないみたいな絶望的な時期もあったのが、20歳を過ぎた今でもそれを完全に克服できた訳ではない。
きっとその虚しさも含めて楽しめるようになったら、本当に大人になったということなんだと思う。
 
もう一つは、ある尊敬する先輩からのご指摘で気付いたことがある。
私は自分のことを「クズ」という癖がある。
それは、本当に自分がクズみたいなことをしているから言ってしまうのだが、そもそもクズであることを公言する必要は無いということに気がついた。それは自分のことをクズだと言うことで保身を図り、逆にそうじゃない自分もあるのだということを確認することで安心したいのかもしれない。
学生時代、試験の結果待ちのときに友達から自信があるかと訊かれて、自信がある部分もあるのに「全然無いよ〜」というのと一緒だろう。
 
最後に、普遍的なレベルで「生きる意味」を考えてしまう癖があること。そんなもの人それぞれなんだからいくらその本質を求めても答えは出ないということをわかっていながら、だ。これは結構深刻で、いつもこの問いが脳裏にちらつきはじめることが病み期到来の引き金となる。
性格上、「何かを掴み取るんだ!」みたいな高い志向を持つことは到底できないけど、せめて深夜高速のサビの「生きててよかった そんな夜を探してる」ぐらいには希望を持った方がいい。
実際今は楽しいことばっかり追いかけて生きているのだから、後ろを振り返る余地さえ作らなければいいんだ。
とりあえず自粛期間に自殺者が増える中、むしろ引きこもり生活を存分に楽しんだ自分を褒めてあげたい。
 
23になって大人の階段登るとか言ってる自分がちょっと恥ずかしいけど、もはや30になっても40になっても登り続ける人生もいいかもしれない。
 
とりあえず今すぐ克服すべきことは、ライブの感覚を取り戻すことだろう。

 

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※絶賛東京アラート発動中ですが、もしライブ来てくださる方がいらっしゃればご連絡お待ちしております。

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