2020-01-01から1年間の記事一覧
1月 ・オリジナル曲「鏡の中のそいつ」誕生 ・下北沢CCOライブ ・四谷天窓ライブ ・下北沢トムボーイ、ライブ ・Zizi Annabelleライブ 2月 ・藤沢 太陽ぬ荘ライブ ・宿河原ポトス、ライブ ・Zizi Annabelleライブ ・下北沢の手相占いで、将来バツイチになる…
最終話「この支配からの卒業」 「あんた……そこ、入ったの?」 「うん……ごめん」 「いや、私に謝る問題じゃないでしょ」 「そうだけど……」 「とりあえず、ボスに報告させてもらうから」 次の日から、当然のように私はハブられるようになった。 ジロリアンたち…
近頃のブログではジローとかチカンとかゴキブリの話しかしていなかったが、珍しく音楽の話をしようと思う。 26日のGGライブをもって、ライブ活動を休止している。 胸を張って言えることじゃないが、今私は必死になって逃げている。音楽を始めた頃に自らが設…
第一話「絆か、命か」 カランコロン〜「いらっしゃいませ!」私は財布を取り出し、券売機に小銭を入れた。「スタミナラーメン……売り切れか」私は小さく舌打ちをした。スタミナをつけたい時分にスタミナ無し、か。既存のことわざと掛けて上手いこと言ったよう…
やっとセミがおとなしくなってきたかと思うと、昨日家にGが出た。Gとは、ゴジラのことですか?というような特撮マニアの方に向けて説明しますと、ゴキブリのことです。この名前の響きから生理的に無理(書いただけで鳥肌が立った)なので、Gと呼称させていた…
家に帰ってきてクーラーをつけたものの、なかなか涼しくならなくてイライラしていたときに、ふと思い出したことがある。私は大学生の頃に学生寮で暮らしていたのだが、驚くなかれ、部屋にクーラーが無かったのだ。それで昼間は皆クーラーのある教室や図書館…
大阪に帰郷した。暇なので押入れを探っていたら自分が幼少期に描いた絵が出てきたので、批評をしてみた。 「階段」いやどこを描いてるねん。学校の中を描きたいなら、教室とかテラスとかもっと主流な所があるだろうが。場所のチョイス一つとっても、冴えない…
ゆすん「せーのっ!」みんな「乾杯〜!!」寺先「お疲れ様っす〜」ゆすん「お疲れ〜。いや、改めて言うけど寺先は相変わらずほんまに弾きやすいし良い音してるわ!」寺先「当たり前っすよ!俺をナメんでください〜」寺後「ゆすんさんが寺先先輩を信頼してた…
展望台に登った。建物も車も人間もちっちゃくて、これらを見下ろしてる自分が急に偉い人間のように思えてきた。"下界"に戻ったら元の私に戻るだろう。そしたら今度は、私と入れ違いで展望台に登ってきた人間が私を見下ろし、さっきの私のようなことを考える…
14日の藤沢ライブで近澤さんに撮っていただいた写真たち。 左から、ライブを企画してくださったイベンターの本間さん、女々しい系SSW(笑)の小山哲也さん、SAWAS食堂の店長の沢口さん、私、小山さんと打ち合わせなしで完璧なセッションを見せていただいたカ…
「ドゥックー!梅キュウリお出しして!」「はーい!」僕の名前はドゥック。数年前に日本に渡ってきたベトナム人留学生だ。大学の近くにある大衆居酒屋でバイトをしている。 カロンコロン〜♪「いらっしゃーい!」あっ、兄さんが来た!兄さんとは、この酒場に…
昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た。夢だから訳が分からない部分もあったが、簡単に言えば刃物で襲われる夢だ。(襲ってきたのが弟の友達というのが意味不明すぎた)結果的にどうなったかというと、最初に多少の切り傷を付けられはしたが、様…
コケコッコー!! ん...?私は目を覚ました。昨日シロと飲みながら寝落ちしてしまったらしい。部屋を見渡してみたが、シロがいなかった。その代わり、爪とぎ木にメッセージが貼られているのを見つけた。 ✉️愛しいボサへ 昨日は本当にありがとう。ボサがそこ…
答えは風の中にも、程がある。 カバーで培った色々なパターンをオリジナルに反映する方法がいまいちよくわからなかったり、そもそも自分の武器だと思ってる詞が全く出てこなかったり(致命的)、ボサ猫に自己投影しすぎて肩が凝るだけの私小説になってしまっ…
私はシロと連絡を取り合い、家を訪ねた。 シロの家もまたボス猫領の中にあったが、不思議とそこにはボス猫の匂いはしてこなかった。その代わりに、ただただシロの好物であるカマンベールチーズの香りが淡く漂っていた。 「シロ」シロは私の声を聞いて体をビ…
数日後、私はボス猫の仕切るテリトリーの中にある茶白の家に向かった。気のせいかもしれないが、そこに入るとどこからともなくボス猫の匂いが漂ってきたので、また大学時代を思い出してしまってげんなりした。ボス猫とはくれぐれも会わないように周囲を確認…
私はボサ猫。今は一人暮らしをしている。一年前に湘南犬猫大学猫学部・人間心理学科を主席で卒業した後、主に人間と接することにトラウマを抱えた猫たちを手助けする心理カウンセラーとなり、社会猫一年目を迎えた。大学時代は寮生活だったのだが、窮屈で仕…
最終話「ミスタータンブリンマン」 ホーホーホッホー!(キジバトの鳴き声)ん...?僕はいつの間にか机に伏せて寝てしまっていた。なんだもう朝か...学校に行かないと。学校に行く準備をしながら、僕はいつもとは違う胸騒ぎを覚えていた。 もうすぐ学校に着…
第二話「失われた声」 僕は走って家に帰った。 ガラガラ〜「あらおかえりなさい!今日はえらい遅かったわね。さあ、晩ごはん食べなさ...」ガチャン!僕は母の言うことを無視して自分の部屋に籠った。僕はタンスの引き出しを開けた。叩きすぎて壊れてしまった…
新型コロナウイルスがもうほとんど終息しようとしていた矢先に、巨大隕石が地球に向かって猛突進してきた。もし隕石の速度が落ちることなく、方向が少しも変わることもなく、このまままっすぐ地球に向かってくるのであれば、今日が地球最後の日であるらしい…
https://youtu.be/ED3qi_9YhgU 1ブサイク 負け犬生きている価値は無いあいつみたいなクズに生まれないでよかった 傷付けても関係ない私がスッキリすれば関係ないただ一つ気をつけなきゃならない名前をさらさないこと 匿名ベイベー匿名ベイベーあいつを蹴落と…
第一話「タンバリンの少年」 「ミスタータンブリンマンが来た!」学生たちは、タンバリンの音を響かせながら淡々と廊下を歩いてくる音代からざわざわと離れていく。「タンブリンマンだ!」「タンブリンマンよ!」……彼の向かう先には、室名札に「3-B」と書か…
タイトル通りです 笑我ながらブルースさんの「氷の世界」という曲があまりにもファンタスティックなので勝手に小説化させていただいたのですが、味を占めました。 小説家気取りもほどほどにしてお前は弾き語り練習しろって話ですね。しかし、これも歌詞を書…
最終話「旅の理由」 俺はかき氷を口に含んだ後に、自分が知覚過敏だったことに気付いた。「あああああああああああああああ」あまりの痛さに声が止まらない。「おやおや、大丈夫かい?さあ、これをお飲み」婆さんは温かいお茶を出してくれた。 お茶を飲んで…
第ニ話「かき氷のメリーゴーランド」 そこに広がっていたのは、色とりどりの巨大なかき氷たちがメリーゴーランドのようにくるくる回りながら、天空の城ラピュタのごとく空中に浮いて空一面を埋め尽くしているという、なんとも信じがたい光景だった! Jesus… …
第一話「ようこそ、氷の世界へ」 俺は今にも倒れそうだった。この先も果てしなく続くかのようなアスファルトの道を太陽が容赦なく照りつけ、陽炎が視界を歪めてくる以外には何かが現れそうな気配すら無かった。もう無理かもしれない。もはや俺の長旅もここま…
WB氏が私の曲をカバーしてくださったので、ねるねるねるねのブドウ味とソーダ味をさらにねるねるして食べました。その心は?どちらも贅沢すぎるでしょう。ねるねるねるねが贅沢とか味覚5歳児やん、みたいなツッコミが飛んできそう。いいえ、好みは人それぞ…
最初に、これから書くイキり口調の長文は最後の方で思いっきり論理破綻となるので、読む意味というものは全くもってありません。今更ですが、無意味なことをつらつらと書き連ねることに喜びを見出すたちなのでご理解のほどよろしくお願い致します。 無意味な…
自分の音楽環境の変化には危機感を感じつつ、時代が変わっていくことに対しては大いなる喜びを感じている。 私の一番尊敬しているユーチューバーが言っていた。この自粛によって家にこもり続けるというのがどれほど困難なことかを皆思い知ったことだろう。そ…
お世話になってるライブハウスの店長さんと話した。 ライブはできないにしても、店は残したい。色々考える。試してもみる。でも決定的に残せる術がみつからない。思い切って畳むか?畳むにしても、買い取る人がいないから解体費用にまた莫大なお金かかる。も…