ブルーパラノイア

「ブルーパラノイア」とは、私が昨年の8月からZizi Annabelleで月1で主催しているライブのタイトルだ。
 
正直、最初の頃は主催してる感覚がゼロに等しかった。いつの間にか、なおこさん(Zizi Annabelleの店長)の催眠術にかかって……目を覚ましたら主催者になっていたあああ!というかんじだ。
 
でもこれが結構楽しい。
その回ごとに出演者の色もお客さんの雰囲気も全然違って、それが面白い。
 
こんなに怪しいタイトルなのに、
「ブルーパラノイアとはどういう意味ですか?」と、訊かれたことがない。
少々いかがわしすぎただろうか。
 
しかしこれは私ではなく、なおこさんによる命名である。
なおこさんはおそらく、主催者の私をモデルにしてくださったのだと思われる。
(もしそうじゃなかったら、ただの自意識過剰である)
 
「Blue Paranoia」を日本語に訳すと、「陰鬱な偏執病」。
もし本当にそう思って命名されたとしたら、なおこさんの中の私のイメージは最悪だ。
ライブの主催どころか、精神病棟に入れられる可能性すらある。
実際は、「青さ(若さ)ゆえの偏り」といったところだろうか。
 
20歳を過ぎたら脳細胞は死滅していくと言うし、年齢的にはもう若くはないと思うが、偏っているのには間違いない。

誰が何と言おうと自分が面白いと信じて疑わないことを、どんどん言葉にして歌にしたいと思っている。

と言いつつも、「それは違うんじゃない?」とか「私だったらこう考えるわ〜」とか、反対意見を聞くのも好きだ。まあ要するに、絡んできてほしいのだ。
 
「あなたはまだ若いから、言いたいことがいっぱいあるんだよ」とよく言われるが、年取ったら言いたいことが無くなるのか?
もしそうなら、悲しい。
 
私は、死ぬまで「言いたいことがいっぱいあるゆすん」でいたい、切実に。
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